初めての海外旅行
     
①出発準備間 ②荷造り  ③出発・旅行中
プロが旅支度のコツをオススメアイテムを教えます♪-JALショッピング  
荷造り
  (1)スーツケース選び
(2)預け荷物
(3)手荷物
▲旅のしおり

 旅行先で手に入らない物を持って行くことが原則です。現地で替える場合は、購入するのも旅の思い出ですから。とはいうものの、行く国、行く地域によって持たざるを得ない物があります。

(1) スーツケース選び
   一度しか使わないのであれば、レンタルで良いと思いますが、非常食を入れておく保管用とか、重要な書類を入れておくとかなれば、購入しても良いと思います。


勝手なスーツケースの選び方
 これまでの経験上、スーツケースは壊れる物です。買って直ぐ壊れる場合もありますが、飛行機の移動中に起こることが多いので、海外旅行保険や、航空会社が修理費を負担してくれます。
 どこが壊れるかと言えば、スーツケースの角の部分と、車輪の部分です。

■2輪の車輪より4輪です。
      
車輪がむき出しのタイプは、お勧めしません。空港職員の扱いで真っ先に壊れるからです。   車輪が剥き出しになっていない方がお勧めです。
 

■出来るだけ軽量で丈夫
素材 利点  コスト 
ナイロン 軽いが耐久性無し
雨に弱い 
安い 
EVA
混合樹脂
ソフトキャリーケース
ナイロンより強いが、雨には弱い
安い
ABS樹脂 弾力性があり強度もある
欠点は重たい 
一般的 
ポリカーボネート 弾力もあり強度もある
ABS樹脂より軽い 
若干上 
ジュラルミン
(アルミ)
軽くて丈夫
代表はリモア
馬鹿高 

EVAとは、エチレン-酢酸ビニル共重合樹脂のこと
ABS樹脂とは、強化プラスチックのこと 


骨格フレームが何を使われているかも、長く使う上で知っておく知識です。スチール製だと、安いけど、重いです。アルミやマグネシウムは高くなりますが、軽くなります。機内に預けるには、重量制限もあるので、軽量化に努める必要があります。

個人的には、長く使うのなら、ジュラルミンをおすすめ。壊れても直すことを繰り返し、15年以上愛用しています。

■大きさ
50リットル 3~4日間
70リットル 5~7日間
90リットル ~10日間
100リットル 長期
格言 小は大を兼ねない
でも、大きすぎると、重たいので、長期の場合は、2つで旅行に行くのも一つです。

■模様はダメ?
 海外旅行をたくさん楽しむのであれば、傷つくことを楽しむしかありません。キャラクターの柄などは、避けるべき?



スーツケース・旅行用品のトラベラーストア


(2) 預け荷物
 エコノミークラス、ビジネスクラスで預け荷物の重さが違ってきます。超過料金は、遠くになればなるほど高くなります。

一般的に エコノミークラス20kg(30kgまでもあり)

 預け荷物リスト

■液体やジェル状の物等、漏れる心配がある物は、ジップロック等でパウチします。
■壊れやすい物は、タオルや衣類で括ります。
■バランス良く詰めていきます。重い物は下の方に、壊れやすい物は、真ん中に置きます。
■シワになりにくい服

 家から運ぶのが大変な場合は、事前に空港に送るのも手です。手軽で空港に行けるのも良い事です。

全国
■ JAL ABC
■ 宅急便
■ 郵便局

成田
■ QLライナー

関空
■ コウノイケ

【絶対預けては駄目な物】
ライター、マッチ(国によってはOK)
大量のバッテリー、乾電池
毒物
麻薬
引火性のあるガス、液体、燃料オイル



事前にチェックです。
航空会社情報
JAL
ANA

-アメリカ・カナダ・ハワイ方面-
アメリカン航空
エアーカナダ
デルタ航空
ユナイテッド航空
ハワイアン航空


-ヨーロッパ方面-
スカンジナビア航空
フィンエアー
エールフランス
アリタリア航空
ブリティッシュ航空
KLMオランダ航空
ルフトハンザ航空
スイス航空
オーストリア航空
アエロフロート

-中東・アフリカ-
エミレーツ
トルコ航空


-東南アジア・東アジア方面-
タイ航空
シンガポール航空
キャセイパシフィック航空
ベトナム航空
マレーシア航空
ガルーダ・インドネシア航空
フィリピン航空
エアーインディア航空
チャイナエアー(台湾)
エアーチャイナ(中国)
中国東方航空
アシアナ航空
大韓航空


-オセアニア-
カンタス航空
ニュージーランド航空
(2015.04時点)


(3) 手持ち荷物
 靴下や下着などの着替えを用意しておくと、荷物が届かない事態が発生しても、慌てません。
 
 手荷物リスト

 基本、水やお茶などの液体はダメです。乗り継ぎを行う際も、ダメなことがほとんどです。

 乗り継ぎする場合は、空港の免税店で液体を買うのは絶対駄目です。トランジェットの際、セキュリティー検査の時に取り上げられますので。

【持ち込み禁止】
刃物類(ハサミ、カミソリ)
液体(100cc未満はOK)
大きい歯磨き粉チューブ



【持ち込む物】(基本失うと困る物)
パスポート、ビザ、航空券、財布
貴重品(お金、高価なアクセサリー)
割れ物
パソコン・デジカメ

 だいたい、10kgまでにする必要があります。まぁ、仕事でなければ、それほど重たくなることはないでしょう。本なんかは、チェックイン後に購入すると、重量オーバーでも、文句言われません。本当に大きいと、搭乗時に預かってくれます。

旅のしおり 
   用意する物:コクヨのラ-822というファイルです。サイズは、A5-Sの横入れ。A4を折り畳んで入れることが出来るので、 パスポートのコピー、日程表や、アイテナリー、電子チケット、ホテルなどの予約の写し、海外旅行保険証券、お店の場所を打ち出した地図、旅先の領収書など入れることが出来るからです。横入れなので、ファイルが上下しても中の書類が落ちる心配もなし。







 また、緊急時用メモに、受け入れ先の関係者の連絡先、滞在ホテル、現地在外公館の住所と電話番号、日本の家族、保険会社、クレジットカード会社、旅行会社の連絡先を書いたメモも用意しておくと良いでしょう。この緊急時用メモは、パスポートケース入れにも入れておくと良いです。

▲日程表
▲eチケット控え
▲海外旅行保険
▲パスポートの写し
▲ホテルのバウチャー&地図
▲観光地の地図(地下鉄路線図)
▲連絡先

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●領収書
●パンフレット:観光地のチケット

     
①出発準備間 ②荷造り  ③出発・旅行中