ラオス人民民主共和国
Lao People's Democratic Republic
     
  山の中の窪み        
  お茶の森        
  ラオス茶の歴史         
  森のキャビア
ビエンチャン近郊の天然林
       
 
山の中の窪み
ベトナム戦争は、北ベトナムとアメリカとの戦争なのに、北ベトナムは、兵器や物資をラオス国内を使って運送していました。

当然、アメリカは、輸送路の破壊。(ホーチミンルートへの攻撃)作戦を敢行します。その結果、投下された爆弾の量は、ベトナムよりラオスの方が多いのです。今なお、たくさんの不発弾が残っており、大きな社会問題になっています。
 
山にはたくさんの窪みがあります。もちろん爆弾の落ちた跡なんですけど。村に近いところでは、窪みを利用して養殖をしています。
 
いまだに沢山の地雷が森の中に残っているそうです。地雷でニュースになるのは、カンボジアですが、ラオスでも、多くの人が地雷で足を無くしている事実を是非知ってください。

戦争は勝ってなんぼのモノ
負ければ、反論出来ず、勝てば言いたい放題

民族の解放といったベトナム戦争
でも、その陰で・・・・・・・・・・・
戦争とはそんなモノかも知れませんが


   
お茶の森
ラオスの森林面積が最近増えたんです。理由は、森の基準が変わったから。お茶畑が森林と同等の扱いになったんです。何せ、この茶畑といっても、樹高3m以上
静岡の茶畑というイメージではありませんので。

背伸びして葉を摘むというところでしょう


ラオス茶の歴史
お茶を持ち込んだのは、フランス人だったんです。しかも、1942年のこと。歴史は浅いんです。
フランス人の名は、Phouho San。
南ラオス42km村にあるんだそうです。





白いのが蟻の卵です。

森のキャビア
キャビアは、魚の卵ですが、蟻の卵も貴重なタンパク源。
カイモッデーンといい、カイは、赤蟻、モッデーンは卵という意味。木の上に巣を作る蟻の卵で、採るのが一苦労するからか、貴重な食材。蟻だって、かわいい子供になるはずの卵を黙って渡すわけありませんから。ツムギアリともいわれ、結構凶暴だそうです。

ビエンチャン近郊の天然林
ラオスの首都ビィエンチャン近郊の森林の様子。落葉フタバガキ科林です。



野生の蘭はこんな感じでついてます。

温度も高く湿気があるので、落ちた葉の分解は早いです。
腐葉土はほとんどありません。

蘭の花が咲いているのが分かりますか