治心の森:治身の森
森林セラピーについて
治山や治水があるのであれば、治心や治身があってもいいのではないかと、勝手に言葉を作ってみました。森林浴という言葉が誕生し、その後の科学の発達で色々なことが判ってきました。「NK細胞」という癌治療では良く出てくる言葉があります。ナチュラルキラー細胞といい、免疫力を高める細胞です。このNK細胞を増やす効果があるのが、森林浴なのです。今では、森林浴とは言わずに、森林セラピーと言います。

森林医学という分野があります。病気を治すと言うよりは、病気になりにくい、予防医学という分野になります。でも、心の折れた人にも森林を散策するだけで、顔に明るさが戻るそうです。落ち着きのない人も森を散策するだけで、落ち着くそうです。また、そのような環境下で作業をさせると、誰も困らない?結果を生むとか。

なので、療養効果のある森林を「治心の森:治身の森(Chishin-no-Mori)」と勝手に呼んでみました。気持ち的には、「治心の森」のほうがしっくりするかと思います。


■リンク
 日本医科大学 http://home.nms.ac.jp/magazines/ikikenko/kenkyu_forest.html
 森林セラピー®総合サイト http://www.fo-society.jp/

■書籍