国際的な政府間プロセスの動き
これまでの国際的な動きはこちら(未完です)
国連を巡る基準指標の動き(1998年の資料です)

国際機関・地域レベル
ITTO

 ITTO加盟国
「持続可能な天然熱帯林経営のための基準・指標」は、生物多様性や社会経済的、文化的側面などの木材生産以外の森林の価値についても対象としている。この基準・指標は、2000年目標(2000年までに持続可能な経営が行われている森林から生産された木材のみを貿易の対象にしようというもの)の進捗状況を評価するためのもので、7つの基準とそれに準じた指標から成り立っており、国レベルと森林経営区レベル(Forest management Unit)を対象にしている。
少し旧い日本語訳を載せます。最新版になる前のもので、基本的には余り変わっていません。
専門家パネル報告書の草案」 
1992年に作られた基準・指標
持続的熱帯林経営を計測するための基準」(1992年3月、ITTO第11回理事会)
全欧州プロセス・ヘルシンキプロセス
ヨーロッパ38ヶ国
モントリオールプロセス
 12ヶ国
ATO(African Timber Organization:アフリカ木材機関)
 アフリカ12ヶ国
 アンゴラ、カメルーン、中央アフリカ、コンゴ、コートジボアール、赤道ギニア、ガボン、ガーナ、リベリア、タンザニア、ザイール、 Sao Tome and Principe
1976年に設立された機関
タラポトプロセス
 日本語訳
  加盟国です→ボリビア、ブラジル、コロンビア、エクアドル、ガイアナ、ペルー、スリナム、ベネゼエラ
半乾燥地帯アフリカイニシアティブ
 砂漠周辺国27ヶ国
  CILSS:ブルキナファソ、カーボベルデ、ギニア・ビサウ、ガンビア、マリ、モーリタリア、ニジェール、セネガル、チャド
  IGADD:ウガンダ、スーダン、ソマリア、ケニア、エチオピア、エリトリア、ジブチ
  SADC:ボツワナ、アンゴラ、マラウィ、レソト、モーリシャス、モザンビーク、ナミビア、南アフリカ、スワジランド、ザンビア、ジンバウエ、タンザニア 
 英語版です。
 日本語版です。
北アフリカ・中近東
 30ヶ国→アフガニスタン、アラブ首長国連邦、イエメン、イラク、イラン、エチオピア、エジプト、カタール、キプロス、クエート、
      サウジアラビア、スーダン、シリア、ソマリア、トルコ、チュニジア、パキスタン、ヨルダン、リビア、レバノン、
中米
 7ヶ国
CIFOR
 CIFORの基準指標です(初期のものです)
 

基準指標がどういうモノか議論されていた頃のCIFORの考え方
 1997年の資料です。
 試験地の特殊条件に配慮した地域限定的な基準及び指標に関する考察
 カメルーンのテスト結果

アジア(インド)
 詳しいことは分かりませんが
 Measures of Success for Sustainable Forest Management in South Asia

国家レベル
イギリス
 UKWAS
フィンランド
  ・フィンランドにおける持続可能な森林経営の基準と指標の履行(古いです)
   ヘルシンキプロセス直後の1996年の基準・指標の国版です。
カナダ
  持続可能な森林経営の定義 -基準と指標へのアプローチ-(古いです)
  モントリオールプロセスが始まった頃の1996年の基準・指標の国版です。
  
  http://www.canadawood.jp/
日本
  日本の基準指標についての動きは
   北海道の空知と高知の四万十でプロジェクトが始まっています。
   四国の動きはこちらを 「森林総合研究所四国支所」で動いています。
   森林総合研究所でも笠間の森林でテストを行っています。

・北海道道立林業試験場 http://www.hfri.bibai.hokkaido.jp/default.htm
・石狩川モデル森林のモニタリングの概要へのリンク http://www.hfri.bibai.hokkaido.jp/modelf/index.htm
   日本版認証制度(音頭を取っているのを見るとこっちかな)
   
ボリビア
マレーシア
最初のITTOの基準・指標に従って作ったマレーシア最初の基準・指標です。
  国レベル(和訳)
  経営区レベル(和訳)                    1996年頃入手

1999年1月の時点におけるマレーシアの情報です


 マレーシアの持続可能な森林経営に向けた最近の動きについて C&Iの作成 1994年2月に、National Committee on Sustainable Forest Management in Malaysia及び、Working Party on Sustainable National Forest Management, Peninsular Malaysiaを設立し、ITTOの基準指標(C&I)を遵守したものを検討を始めた。その一方で、木材認証については、1998年10月に、 National Timber Certification Council, Malaysia(NTCC)の設立し、1996年9月にSGSによる3州(Selangor, Pahang, Terengganu)のMC&Iに基づく認証を行い、1997年1月〜1999年12月までに48,674m3の製材をオランダに輸出した。1998年5月ITTOのC&Iの改定(第24回ITTC、ガボン)に伴い、1999年7月に、NTCCによるMC&Iの改定の開始し、1999年8月に半島、サバ、サラワクによる各地域協議によるを行い、各地域のStandard of Performance(SOP)の作成、1999年9月NTCCによる3地域のSOPの調整作業、1999年10月にC&Iの全国協議会でC&Iを採択するまでとなっております。(2000年5月1日作)
  

(2MBを越えます)サンプルはこちら
ミャンマー(もっと充実していく予定です)
 持続可能な森林経営のためのモニタリングシステムに関する研究
 ミャンマーの基準指標に関する流れです。
 ミャンマーにおける森林資源の持続的管理のための基準と指標
 最新のITTOの基準指標に従って造られた日本語版です。
 最終案ですので決定したものではありません。(2000年3月入手)
 その説明です。

今、ミャンマーは外貨獲得の一つであるチークのSFMをラベリングを行ってヨーロッパ市場に出そうと考えています。
はたしてどうなることやら・・・・・・
インドネシア
 LEI(エコラベリング協会)の発足時の情報(古いです)
 インドネシア林業省(UNCED直後のものです。もちろん古いです)
オランダ
オランダ
オーストラリア




http://www.forestrystandard.org.au/