この背景には、1992年のUNCED後、SFMの重要性を確認し、1995年にCCFM(Canadian Council of Forest Minister)カナダ森林大臣協議会により、SFMの6基準制定、各州森林法の改正が行われた。
また、カナダの林業・林産業界は、1993年にSFMに対する世界的な関心の高まりと環境団体からの圧力により、「持続可能なカナダ林業認証連盟Canadian Sustainable Forestry Certification Coalition」を設立した。これには、紙パルプ業界を含む全国22の林産業協会団体が参加している。1994年に検討を重ねた結果、CSAに森林経営スタンダードの作成を委託し、CCFM6基準を草案の土台とし、業界、行政、環境、学術研究、労働組合、先住民、一般消費者など32名から構成される技術委員会を設置し、作業を始めた。
 CSAは、システムだけを審査し、現実のパフォーマンスをチェックしないとの批判があるISO14001に、現場での実際の成果が出ているか否かをチェックする事を補充したものといえる。
 製品へのロゴマークはない。また、認証は企業単位に与えられるのではなく、森林を単位とした認証になっている。
 1996年に持続可能な森林経営システムスタンダード(Sustainable Forest Management System Standard, CAN−CSA Z808及びZ809-96)を発表し、カナダ国のスタンダードとして正式に認知された。
 申請企業の審査は、「カナダ環境審査者協会(Canadian Environmental Auditor Association)」の認定取得者のみが実施できることになっている。