徳島県    
  県木:ヤマモモ
Myrica rubra
県花:スダチの花
Citrus Sudachi
 
杜(森)の話    
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  魚付き林の最初は    竹から砂糖?  
  山の男が一人前と扱ってもらうには      
  吉野川流域の洪水対策      
  藍の豊作を祈って      
  線香の材料 シロダモ      
  造林と焼畑      
  箸の供養は金比羅山のお告げ?      
  一本松      
  傷痍軍人を慰めた歌      
  牛の出稼ぎ
     
竹から砂糖?
日本のお砂糖といえば、サトウキビの普通のお砂糖ではなく、和三盆という優しい甘さ。
この原料は、竹糖、竹蔗と呼ばれるサトウキビで、水はけのよいところ、かつ日当たりのよい南斜面で栽培されています。普通のサトウキビと比べ、丈が低く、かなり細いのが特徴。このため、汁が少なく、大量生産に合わない砂糖なのです。
徳川吉宗が享保の改革の中で、全国にサトウキビの栽培を奨励するんです。最初に、高松藩が財源確保のために緩急を重ね、栽培に成功したんです。その後、徳島藩も続きます。徳島藩のを、阿波和三盆糖といいます。