アジア編
(半島マレーシア 第1回:1993/3/12-1993/3/21)
マレーシアでの1週間
学生だった4年の終わりに生まれて初めての海外が半島マレーシア
半島マレーシアは、この後も何度か行くことになるのですが、初めての海外ということで、騙されること多々あり。
今でも、最初に良いところに連れていったのは間違いと上司にいわれますが、半島マレーシアでの珍道中を
エスニック料理は2度辛い
半島マレーシアの首都クアラルンプールから飛行機で北に30分行ったところにイポーという町があります。
スズ採掘の為に、中国からたくさんの労働者を連れてきた関係で、中国色(広東風)の濃い町
ここで、働いている日本の方と一緒に食事会だったのですが、もちろんおいしい中華料理。
広東風というのは後で知ることになるのですが・・・・
ここで、緑色した小さい唐辛子がテーブルに
初めてみる私にとっては、シシトウ以外の唐辛子に、目を見開いていると、周りから一言、
「これは辛くないよ、辛いのは赤で、大きい方が辛さがたくさんある」等ともっともらしいことを説明してくれました。
そんな他人の親切に答え、一口パクリ
全身から炎がでる感覚の後、それを消火しようとするか如くの大量の汗
周りからの笑い声など耳にはいることなく、あわてて水で冷やすも
火に油の状態。
数分経てばウソのように消えてしまったのですが、本当の辛さは次の日の朝を迎えないと分かりませんでした。
ちょっと、下品な話ですが、朝、おきまりのトイレにて用を足していると、ヒリヒリするんです。
そして、あついものが
そうです、昨晩食べた唐辛子が最後のお務めということで、辛み成分がお尻の粘膜で悪さするんです。
痔になったことはないんですが、きっとこんな感じで辛いんだろうなと思います。
経験してみたい人は、トイレットペーパーに一味を付けて拭いてみて下さい。この苦しみが分かっていただけると思います。
ラマダンとブレイクファスト
マレーシアはイスラム教徒の国でもあります。マレー人、中国人、インド人、そして先住民から構成されている国ですが、
国民の大多数を占めるマレー人はイスラム教徒の場合が多いのです。
もちろん、豚肉は食べないし、ラマダンの時期には昼は食事をしない(但し、病人や、妊婦、子供は別)というイスラム教徒。
ちょうどラマダンの時期にぶつかって、ドライバーはイスラム教徒ということで、彼らに悪いと思いつつ
昼食は食べていましたが、もちろんマレー料理屋は休みということで、中華となるんです。
日の出ているときは、水も食事もしないイスラム教徒ですが、日が沈めば、大宴会。
飲めや歌えということはなく(イスラム教徒は酒を飲まないので:人前では?)おしゃべりをしながら、
漠々食べています。
イスラム教徒が一番体重が増える時期がちょうどラマダンというのは、これ如何にと突っ込みたくなりますが、
たくさんの食べ物を目の前に並べられると、納得します。
すんごく辛い料理と、すんごく甘い飲み物及びお菓子が食卓の前に並べられます。
日没まで、待っています。日没後、ブレイクファストということで、一斉に飲み食いが始まるのですが、ここで疑問が
コックは味見をしないのか、するのかです。
もうひとつは、白夜や日が落ちるのが遅い地域(北の方や南の方)でも、イスラム教徒がいたら、ラマダンをするんだろうか?
宇宙にいったら、地球をまわる毎に、食べたり、やめたりするんでしょうかねぇ
酢豚の大好きな私にとってみれば、縁のない宗教でしょうが、イスラム教徒の奥さんをもらったら、
強制的にイスラム教徒にされるという話なので、気を付けないと
ランプータンやドリアン
熱帯フルーツに初めて対面したとき、ビックリしたのが、ドリアンのにおいとランプータンの形でした。
ドリアンは、強烈なにおいで、ホテル持ち込み禁止が多いそうです。
どんな匂いかというと、昔、出向していたあるビルで海外から帰ってきた農業の専門家の人のお土産(密輸なんだろうな)で、
夕方頂きました。
そのまま、食べかす(種や皮)を炊事場のゴミ捨てに捨てて帰ったんです。
次の日、警備員が真っ青な顔して走り回ってガス漏れの場所を探していました。
しかし、ガスコンロは、無いんですね。そんな匂いです。
警備員の人は、ガス漏れがどうして起きたか首をひねっていました。
もちろん、私は、知らん顔していましたが、
ちなみに、お酒と一緒に食べてはいけないそうです。おなかが爆発(発酵)するとか・・
おいしいドリアンの見つけ方。
匂いで分かるという人もいますが、慣れていない日本人の場合は、
ドライバーにドリアン3個買ってこさせます。一個おまえにやるからというと、
ドライバーが一生懸命おいしいのを探して来てくれます。無作為に選んだ1個をドライバーに渡せば、
外れるということはないでしょう
ランプータンは、髪の毛みたいなもので出来た赤いフルーツです。
マレーシアに、ランプータンという村があって、産地とかいっていましたが、語源は、髪の毛という話でした。
イギリス植民地政策とマングローブと炭
マレーシアは、昔イギリスの植民地だったんですが、日本が一時、奪ったと思ったら、戦争に負け、再びイギリスに
イギリスという国は、自国に資源がないということを逆手に、世界中で悪さをした国だと思いますが、
植民地経営という点では、上手く運営していたんでしょう。もちろんイギリスにとってですが
半島マレーシアにおけるマングローブの人工植林は立派だった。
30年周期で伐採して、炭にしているんです。
直径が3mから5mもあろうかとおもわれるドームの中に直径15pぐらいのマングローブの木を
1m位に切って奥から並べ、炭にしていました。
その中の一部は、日本に入ってきていて、ホームセンターのバーベキュー用の炭になって
売られているんですが、中には、焼きを入れている炭もありました。
日本の企業が経営している炭焼き工場では、地元で出来た炭を買い取って、更に焼きを入れ、
硬くしていました。
アジアだけではなく、世界中のマングローブは、エビの養殖や農地開発ということで、
その存在が危ぶまれてきています。自然の防波堤としての役目があるんですが、金儲けには勝てません。
ここでは、植林(炭のための)によって価値が与えられ、辛うじて生き残っているんだろうなと思いましたが、
エネルギー革命による電気・ガスの普及によって、燃料の基地という価値が失われれば、農地や養殖所等に替わるんでしょうね。
ここのマングローブを守るためにも、もっとバーベキューをして炭を使うしかないんでしょうね。
王様と黄色い服
マレイシアの民族衣装(イスラム教徒)の服を買っちゃいました。
マレーシアの人との会食の時に来て受けを狙ったのですが、黄色はサルタン(王様)の色だそうで、
ゴルフ場で、黄色の服を着ていると、サルタンに見つかるものなら「追い出せ、不敬もの」と言われるそうです。
マレーシアの各州に王様がいるんです。王制があるというのは知らなかったのでビックリしましたが、
モスクをみるとその財力のすごいことにビックリ。
安物買いは銭失い
その後、シンガポール経由で日本に帰ってきたのですが、社会人に向けて、通勤鞄でもと思い店に入ったのですが、
「1万2千円」といわれ、買う気がなかったので、「3千円なら買いたいが」というと、「OK」の一発返事
1/3が通常の、落とし所といわれていたので、その下を言ったのに、あっさり
1万2千円はいったい何だったんだろうか
ふっかけるのもいい加減にしろと思ったが、OKといわれた以上、引き下がることが出来ずに、買っちゃいました。
でも、壊れること、格言の通り。
3ヶ月も持たなかった。

