| 火葬の木 森と少数民族との関係 花の名前がカレンダー あんパンと高僧の服 森が無くなり死が広がる ココナッツは廃棄物 仏教を伝えたヤシの葉 消された林の物語 カレーライスはブッダの教え? |
|
火葬の木 |
||
| 森と少数民族との関係 インドにはたくさんの民族がいます。 十数人から数百万人まで おもしろいことに、森林の分布と、少数民族の分布が一致するのです。森があるところというのは、開発の遅れている所ともいえるのでしょうかねぇ |
||
| 花の名前がカレンダー アンダマン諸島 狩猟採集の原始的な姿をしていた人達のいた所。この島の人達の生活パターンは花 彼ら独自のカレンダーには花の名前が。もちろん開花する花の名前が良い香りは生命力ということで、香りを大事にしていて、薬もまじないも香り。香る植物を利用したそうです。少女が初潮を迎えると開花と掛けて、その時に咲いている花の名を与えるんだそうです。元の名に戻るのは第一子を産んでからとか。 原始的な生活といいつつ、季節毎の香りを楽しんでいたとは、なんと贅沢なんでしょうか。 |
||
| あんパンと高僧の服 あんパンの餡の色はカイガラムシからの色。 ラックを着色料として利用していて、美味しそうな色を出しているんです。このラックの素であるカイガラムシは熱帯アジアに広がるカイガラムシの一種、ラックカイガラムシ(Lccifer lacca)のこと。 臙脂(えんじ)の色=赤紫 インド(ネパールも)では、昔から染料として木綿や絹を染めるのに利用していていたんです。 そして、高僧の服は今でも染めるんです。緋色(ひいろ)というオレンジ色をさらに赤くした色で、紫より高位を示す色なんです。 マドゥラプラディシュ州北部のサガルでは、ラックカイガラムシを飼育する専門のカーストとしてラックトラス(Lactoras)という人々がかつていたそうです。 ラック(Lac)、シェラック(Shellac)の語源は、サンスクリット語のラクシャ(Laksha=10万の意味)から来ているそうです。ヒンディ語でラカ(Lakh)、ベンガル語でガラ(Gala)、タミール語でコムバルキ(Komburki)、マレー語でアラク(Arakku)、アムバル(Ambalu)と呼んでいます。 |
||
| 森が無くなり死が広がる 1857年から1858年にかけての大反乱。インドの植民地の中でも歴史的な反抗だったんです。でも、鎮圧されると、イギリスから投資が盛んになるんです。カントリーリスクが低下したから。 投資のために開発が進み、その象徴として鉄道がインド全土に巡らされることに。1853年に鉄道が引かれたが、大反乱の鎮圧後、一気に広がったんです。 1910年の時には世界第4位になるまでに発展。 その影響で機関車の燃料に薪が使われ、機関車が入る事に木が無くなり、鉄道が川を渡るために木橋が作られ、線路の下には枕木が。 このように鉄道が広がる横で森が消えたんです。 で、これで何が起きたかといえば、川の横に出来た線路のある土手のおかげで、自然排水が出来なくなり、たまり水があちこちに。マラリアの発生しやすいと、これまでとは違う環境が起きたんです。 それまでの移動に比べ数段早くなったため、病原菌の移動も早く、遠くに広がることに。 1890年代の腺ペスト、1918年のインフルエンザの拡散は鉄道によるところが大きいんだそうです。 |
||
1864年:インド政庁は森林局の設立 1865年;森林法制定 1878年:森林法制定 保安林の設置 1900年には英領インドの1/5 1947年の独立時には99000平方マイルを所有 |
||
| ココナッツは廃棄物 ココヤシ(Cocos nucifera)を食べないところがインドにあるそうです。理由は、不気味なモノだから。 神さんが作ったモノの一つが人間。でも言うことは聞かないし、自分勝手。 で、神様は人間に愛想を尽かすんです。そしてもっとまともな人間にを作ろうと頭まで作ったんです。でも何故か途中でやめてしまうんです。で、ぽいっと捨てたんです。 これがココヤシの誕生になるんです。 |
||
| 仏教を伝えたヤシの葉 インドといえば、仏教の発祥地。仏教といえばお経。お経は書いておかないと風化します。 でも当時は紙がない時代。記録媒体が椰子の葉だったんです。他の地域では動物の皮を利用してたんですけど、この地域では動物の皮を利用しなかったのです。宗教的理由だったとか。 椰子の葉といっても開き始めたモノを使ったんです。若い扇子状の葉をです。幅7センチ、50センチの束にして、乾燥させたモノに記録したんです。まだ墨はない(中国原産)ので煤と油を混ぜたモノをインクとして利用。葉っぱの両面に針で文字を書くんです。それを砂(熱したそうですが)で拭き取ると完成。そして教典に。 中国で紙が発明されると、徐々に椰子の葉を使うことは廃れていったそうです。といっても近年まで使われていたそうです。 このヤシは多羅樹(タラジュ)と呼ばれていますが、バイタラジュ(Corypha utan)で貝多羅樹のこと |
||
| 消された林の物語 とある林で男の子が3匹の虎に追いかけられ、青いズボン、紫の靴、緑の傘をトラに渡す羽目になるんです。その3匹のトラは、おらが一番といって争って、追いかけっこを始めるんです。クルクルクルクルと追いかけっこを木の周りですると、ギー(バター)になってしまったお話。 一般的には、「ちび黒サンボ」という話なんです。 これはインドからネパールにかけての話。イギリス人(スコットランド人?)のヘレンおばぁちゃん(Helen Bannerman)が孫に聞かせるために1898年にインドで作ったお話だったんです。黒人蔑視ではないんですが、アメリカにこの話が渡った時点で黒人の絵が絵本で使われるようになったそうです。もちろんアフリカの話ではありません。だって黒人のいるアフリカにトラはいませんから。動物園は別でしょうけど。 この手で黒人蔑視を出版社に抗議して絶版させようとしている人は、トラという時点でアフリカの話ではなく、アジアの話と言うことに気付かないバカ。差別をなくせという人は、基本的に本人が差別主義者というのを気付いていないのが問題。こんなバカを相手にしなければならない出版社は気の毒ですな。 |
||
| カレーライスはブッダの教え? 不老長寿の薬?成分的にはインド医学(身近でいえば漢方薬)の固まりといわれるカリー。日本人が大好きなカレーライスの語源は、カリー村から始まったそうです。 本当のところは分かりませんが、修行にでていたブッダが森の中でいろいろ食べた木の実や草、樹皮などが体にいいみたいと悟ったらしく、その効用を下山した場所の村人に教えたのが始まりだとか。で、その村の名前がカリー。だからそこの料理でカリー(Curry)。 本当のところは分かりませんが、美味しいという「ターカリー(ヒンズー語:Turcarri)」がなまって、カレーになった説。 ソースという意味で南インドのKariから転じた説。 南インド地方では、神様にお供えする野菜ご飯が「カリ・アムドゥ」といい、そのカリを取って具という意味になった説。 カンガルー説のインド版というか、「これはなんて食べ物か」とイギリス人がきいたところ、「美味しいものだよ」とよ答えたら、それがCurryと聞こえて、そのままカレーになったという説。 いろいろあります。 本当のところは?ですが、新陳代謝を促す食べ物として様々な効能のあるスパイスを使っているという点ではすばらしい知恵だと思います。 |