日帰りツアー
ヘルシンキから出ているツアーに参加。なぜエストニアと聞かれても、あまり意味は なく、ただ単に旧ソ連邦のバルト三国にいければいいなぁ程度のこと。ヘルシンキで 見るとこがなかったわけではないんですけど。前に仕事に来たときに、ヘルシンキは 一通り歩いたし、それほど大きな都市でもなく、ツアーに参加する必要も感じなかっ たです。ということで、パスポートのスタンプも増えるということで、タリン1日ツ アーに参加
ヘルシンキからタリンまでは高速フェリーで1時間40分

ヘルシンキのツアーデスクで前日にもらったチケットをもって乗り場へ。発券してく れて、そのままパスポートコントロールへ。あまり、おみやげ屋もなく寂しい港とい う感じ。パスポートコントロールの後ろはバーというか飲み物コーナー。ほとんどの 乗客はここで、サイダーかビール。出向までヒマなので地ビールを飲むことに。そし て探しました。アジア系の人はいないかなぁっと。

しかし、結果は絶望的でした。
いないんですね

フェリーに乗っても特にすることなく、1時間40分経過。エストニア側のパスポート コントロールもす〜と通り抜け。そんな感じでした。

出ると、ツアーの人が出迎え。そこで待つと、アメリカ人に、アメリカ人。たぶんほ とんどアメリカ人の夫婦という構成。そんな中になんと、もう一人日本人が。夏休暇 を利用しての旅ということ。日本語なんて使っていなかったので、ほっとする瞬間。 偶然というか、なんという確率なんでしょうか。ビックリです。結局、全部で10名ぐ らいのツアー。
大統領官邸
ソ連から再独立して10年ぐらいのエストニア。大統領官邸には、エストニア国旗が 高々と掲げられているんです。でもその横にはなぜかスェーデンの国旗も。理由は、 ロシア嫌いのエストニア人は、昔から交易のあった北欧の国と手を結ぶことに。ス ェーデンから多額の援助をもらっているとかということ。二度と共産主義に乗っ取ら れず昔からつきあいのある北欧と手を結ぼうと言うことなんだろうか。


しかし、公園の中にある官邸。すがすがしい雰囲気の公園の中にあって、散歩によさ そうな雰囲気。でも、公園の入り口に持ち込まないものという看板に、銃の絵が。こ れって、銃器は結構出回っているということか??

このあと、広場に移動。広場というか野外ステージ(名前は忘れた)
でも学生の時に、ここで民族衣装に着飾ったエストニア国民が独立の喜びを歌ってい たという風景が甦ったんです。1989年からの東欧革命。ゴルバチョフという偉大 (?)な政治家による決断で、冷戦は終わったが、宗教対立という新しい火種を生み つつも、少なくともソビエトの圧政で苦しんだ人々には良かったことなんでしょうね。




歌う革命
Singing Revolution


1988年9月11日にエストニアの各地から30万人以上が集まって再独立への思いを歌った歌の原と呼ばれる野外ステージ。発端は同年の6月夏至祭だったとか

観光地
良くまあこんなモノが残っていたなと関心。共産主義は古いもの(慣習も)を破壊し て行くものと思っていたのに古い建物が残っているんです。しかも、教会までもが残 っていたのには本当にびっくり。別の使われ方をしたのか。聖教者達はどうやって生 活の糧を得ていたのだろうか。

しかし、話を聞いてびっくり。クリスマスはなかったという。

独立してやっと祝日になり、大々的に(でも慎ましく)祝えるとか。それまでは、秘 密警察と密告が怖くひっそりとしていたそうです。なんだかやな感じ。

ガイドの説明は、ソ連がいかに酷かったか。ソ連というより共産主義でしょうけど も。悪魔が去って、街も、人も明るくなったとか。

ラエコヤ広場 Raekoja plats

歴史あるロシア正教

おもしろい雨樋
竜の口でした

市内を走るトリム

表札です。おしゃれ

旧市街より
昼食
初めてのエストニア料理。ツアーの中に昼食が用意されているんです。ブタのソテー にベリーソース和え。焼きポテト。ザークラフト。まるでドイツ料理

他国のプライドが分からないといわれているアメリカ人。「あっ、これドイツ料理じ ゃん」ガイドさんは「これはエストニアの料理でドイツ料理ではありません」です と。しばらく問答が・・・・

アメリカ人も気配りしろよと言いたかった。でも、気軽に考えていたツアー参加だっ たのに歴史の勉強になるとは。そして、こんなに愛国心が強いとは・・・
(後のフィンランドでも感じましたが)。まぁ騎士団やいろいろとドイツの影響のあ るバルト三国。その名残が残っていると言うことなのですが。ここでおもしろかった のが、地酒を飲んだこと。もちろん別料金だが、ツアー客で回し飲み。




街の中
人があふれている。その一言。共産主義時代はどうだったのか。買い物客でいっぱ い。しかし、賃金というか収入はお隣フィンランドの1/10とか。でも、外貨が入って きているのか、町には電気製品があふれ、きれいな路面電車。そして理解できない風 景の携帯電話。その賃金で??
でも確実に豊かになっていくんでしょうね


日本語マジック
こんなところに来る日本人なんかいないだろと思ったら、ちゃんとありました。看板 で「いらっしゃいませ」(多分)。ビックリですね
こんなところまでというのは失礼だけど、どこにでも出没するんですね。でも、どん な人たちが来るんだろうか。不思議です。(そんな私もエストニアに来ているんです けどね)

レース物や焼き物とか面白かったけど、琥珀は良いものですね。でも、高すぎるとい うか、国際価格(当たり前といえば当たり前だが)。おみやげやで、お金がないとい えば、カードが使えるよと。カードは後から支払いが来ることを知らないのかと突っ 込みたかったが、にこにこ顔で他の店を回ってきてからと逃げる。日本人はみんな金 持ちじゃないんだぁ!でも海外旅行していたらね、やっぱり金持ちに見えるか。

日本人であるメリット
ここでも感じてしまった日本という国のありがたさ。パスポートコントロールで無条 件に通過できるのは日本という国のおかげ。たくさんの人の行いが信用を得ているん だなと思う瞬間です。フィンランドに戻るときにアジア系の旅行者が入国審査官に引 っかかっていたんです。その横をすぅぅっと通れたのですが。不法滞在者と思われて いるのだろうか。

きこりのホームページ http://www.kikori.org