殿様林の殿様
前田利與
常願寺川の氾濫を防ぐため出来た水害防備林。
藩主前田利與が、明和6年(1769年)に丹波から、マツの苗木を仕入れ、約6ヘクタールに植林を行ったのです。通常、殿様林と呼ばれ、水害で堤防が決壊したときの防備林として機能しています。
締人(管理人)が野火や、立ち入りを見張って管理していたとか。常西用水沿いには200年以上もの間、洪水に耐えたマツがあるそうです。
常願寺川とは、常に祈っていないと洪水が起きる。「洪水の起きないことを常に願う」という意味。だそうで、この他にも、天正8年(1580)富山城主に着任した佐々成政が築いた佐々堤と呼ばれる石積み堤防も有名です。
川沿いの堤防などに並木のように植えて、ある木は、何も考えずに植えているのではなく、洪水が起きたときの防備林としての機能を持っています。江戸時代もしくは、それ以前からの知恵です。
川倉(詳しくは、県別に出来なかった話の水防林)や聖牛(詳しくはちょっと待ってください)のための資材としても重要な役目をしているのです。ところが、本来の機能を知らない人々によって木々が切られることがあちこちで起きています。富山県でも、黒部川の霞堤が有名ですが、ここに植栽されていた松林(佐々成政が富山藩主の頃)がわずかな米の収穫をあげるために伐採されたそうです。福岡の弧林では、クスノキの水防林をキャンプ場や公園として市民に開放し人が入ることによる根の踏みつけなどによって、木々を弱めていると聞いています。
少しでも、木々や森、林の効能をこのHPを通じて多くの人に知ってもらえれば幸いです。先頭に立って、全国を駆け回ってみたいけど、自分から行動するほど、資金もないのでそういう意味でも、HPで有効なツールだと思います。
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みんなの常願寺川
http://www.tym.ed.jp/p1/index.html
立山カルデラ砂防博物館
http://www.tatecal.or.jp/index.html
国土交通省富山工事事務所
http://www.hrr.mlit.go.jp/toyama/
富山めぐり
http://www.hrr.mlit.go.jp/toyama/other/toyama/meguri/meguri.html
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