漁師の恨み歌
美保関町の関の五本松。
関の五本松は、隠岐通いの船頭や山あてにしていた漁師さん達にとって大切な航路目標だったのです。美保関は天然の良港としても有名なんです。
しかし、バカな殿さん(松江藩主)が美保神社参拝を兼ねて巡視の際、松の木の枝が槍がかかるということで、切らせたんです。無礼者といって。
隠岐からかえってきた船頭は、関の五本松を観て、やっと帰り着いた。ホッと胸をなで下ろしたそうです。
そんな心の寄せ所であった松の木を切るとは、なんとバカな殿さんだと声に出していえない人々は、歌に託したんです。
これが民謡の「関の五本松節」です
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関の五本松節
ハァ、関の五本松、ドッコイショ
一本切りゃ四本。あとは切られぬ、夫婦松(みょうとまつ)
ショコ、アショコ、アショコホイノー松、ホィ
ハァ、逢うで嬉しや、ドッコイショ
顔美保の関(かおみほのせき)、早くなりたい夫婦松
ショコ、アショコ、アショコホイノー松 ホィ
ハァ、関の女は、ドッコイショ
医者より偉い縞の財布の脈をとる
ショコ、アショコ、アショコホイノー松、ホィ
ハァ、関と境にドッコイショ
一本橋かけて一夜通いがしてみたい。
ショコ、アショコ、アショコホイノー松、ホィ
ハァ、関はよいとこ、ドッコイショ
松さえ契る神代ながらの恋の跡
ショコ、アショコ、アショコホイノー松、ホィ
ハァ、関の岬に、ドッコイショ
蛇が住むそうな大きな蛇じゃげな、嘘じゃげな
ショコ、アショコ、アショコホイノー松、ホィ
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