林という意味は
林と森の違いについては、風が吹いたときに音がするのを「はやし」といって、お囃子からきていると思っていたのですが。
どうも、色々な本を見ていると違うような・・・・・

はやしは、 「生やす」という手の加わっているモノという、人間の意志の働いているモノ。そういう意味があるのだそうです。

そういう意味では、人工林、防風林、防潮林等々、なるほどと思います。

林には、にぎやかと言う意味を書いてみました。実際、林はにぎやかなのです。たくさんの植物が生え、昆虫や鳥、小動物が餌を求めてやってきます。生物多様性という言葉があります。多様性という意味が多くの動植物がいることというのであれば、林はたくさんの動物や植物がいるのです。

そして、森(時間が経つにつれて)になるにつれて、一つ消え、また一つ消えと寂しくなるんです。本当の鬱蒼とした森は、意外と静かなんです。

中真っ暗で、草もあまりない。時々の災害、カミナリによる落雷や、台風などの風倒で、空間が出来、太陽光線が地表に届くことがないと、更新しないんです。

手入れをしないでほっておくと、、森が年とって山崩れが起きたりと常に森を若がえさせる必要があるんですけど、今の環境保護運動や政策は自然に任せろだの、手をかけるな等、今までの人の長い利用で出来た植生を、森林を知らない人のせりふが、跋扈しています。

別に環境保護団体や環境省を非難しているんではないのであしからず。ちょっと、森と人の関わりを勉強しろとは言いたいですけど。でも、作者も勉強中ですけどね

人の世界だって、若返っていかないといけないのですから、森だって常に若返る必要があるんです。

日本に人の手が入っていない森、通称原生林はわずかしかありません。ある意味、林なんですね。


日本人の意図が反映されているモノが今の森の状況を写しているのかも知れません。山が荒れているから、凶悪な事件が起こるのでしょうか。凶悪な事件が起きるほど荒れているから、山が荒れているんでしょうかね。

みなさんは、どう思いますか

森と神様