頂いた声
年齢
職業
場所 感想 私からの一言
10代
学生
ウェールズ このHPをみるまで、私もすべての焼畑というものは環境破壊に繋がると思っていましたが、視点を変えることができました。私は今年の9月から大学で環境保護について学んでいくのですが、その中でもきっと焼畑についてのレクチャーもあると思います。もしかしたらそのレクチャーは焼畑を悪として取り扱うかもしれません。しかし、私は「悪」だけだはないと言うことを知った以上いろいろな視点から物事を見ることを忘れずに、浅はかな考えだけで口走るようなことがないようにしたいと思いました。とても参考になりました。ありがとうございます。より多くの人たちがこのHPを見て、もっと環境について考えてくれるようになることを願っています。 最近(2004年2月)、コスモ石油のCMが変わりました。
「焼畑農業は自然と共生可能な農法です。」と。
でも最初に流したCMのインパクトが強いから、果たして多くの人に気付いてくれるか心配です。

焼畑。フィンランドには立派な博物館があります。国を挙げて行っています。文化・歴史・アイデンティティーのためにも再評価してもらいたい分野です。

国によっては焼畑=悪という意識があるんです。焼畑は野蛮な人達の農法とか、劣った農法とか思っている人も多いんです。
目を覚まさせたいです。
高校生     大変参考になりました。環境問題を取り扱ったHPが膨大にあるなかで、このHPに出会えたことを幸運に思います。森林破壊は学校では現代社会、地理、生物などの単元としてだけでなく国語や英語の長文読解でも多く見られます。エコ団体の呼びかけよりもそちらで接することのほうが私は多いので、中にはこのHPのような趣旨の文章もあります。あっ、でも、豚肉に転換する案は初めて聞いたかも。イスラム教徒にはとても無理でしょうね、なにしろ豚がなんでも食べるということが不浄視している理由そのものらしいですから。でも逆に「豚がなんでも食べる」ことにたいする意識が良い方向に変われば宗教的タブーも薄くなるかも・・・。テレビ案、高校受験で塾の先生がちらっと提案していました。ITよりはずっと現実的だと思いますよ。一般教育の普及やら、識字率上昇につながるようなものが流されてくれればなおさらいいと思います。社会問題を考えると大抵は、経済か教育のどちらかにいきついてしまいます。原因は悪循環と無知がほとんどだからです。ですから、森林の減少についても経済学の視野は絶対必要だと思います。経済というの、必ずしもお金というわけではなくて、人間が価値や魅力を感じるもので、それらをうまく循環させる方法が即ち解決策だと信じます。森林を大切にするには森林の価値を上げなければならないというのは、きちんと考えればでてくるはずの結論だと思います。
人口爆発は、人の価値観が大きく影響しますが、今生きている人間の都合でこれから生まれてくる赤ちゃんの価値が左右されるということは、私にとってとてもやるせないことでした。多産多死、多産少死に限らず少子化の問題でも、社会の都合に応じて人間の価値や女性の理想的な生き方がコロコロと変えられるのは我慢ができませんでした。しかし、人間が集団で生きる生物であるいじょうは、産む子供の数は調節されなければならないと受け入れられるようになりまた。でもそれはあくまでも生物としての視野を踏まえたからです。道徳観念によってこれからの時代は子供を育てろ、あるいは外で働けと言われれば、自分の価値を都合よく計られているようで腹が立ちます。だから、生命を産んだり育んだりすることを調節したいなら、奨励するにも制限させるにしても、きれいごとをならべた説得をしないでほしいのです。皆のエゴによるものだとちゃんと分かるように言ってもらいたいw)。理想的な生き方が社会システムによって左右されるのは女性に限ったことではありませんが、そう分かっていてもくやしいおもいをすることがないわけではありません。子供の価値観を変えるのではなくて、社会のためにしかたがないことだときちんと言ってもらいたい。それが事実なんだから。もっとも、個人的すぎるのでなんの役にも立たない意見で申し訳ないのですが。宗教が絶対の土地では通用しないものです。 
 もっと女性が自立できたら、と思いますが、それが叶っても森が消える別の理由はまた増えることでしょう。

このHPの内容に同感する人は、新しい見方を得て嬉しく思う一方で、正しくない情報源に怒りをおぼえるかもしれません。でも私は、森林を保護するために紙を使わない、割り箸を使わないという考え方が世の中に必要だと思います。なぜならば、いかなる問題でもまずは「人々が関心を持つ、自分に関係があると感じる」そして「考えて解決策を見つける」「実行する」の手順を踏まずには解決しないからです。世界の森を見てまわらない人には、自分に出来ることがなければ関心の持ちようがありません。真っ先にしないといけないことが真実を伝えることとはかぎりまそせん。
 視点を変えて真実を見抜こうとするのが大切なのは当然です。それは中学生ごろにかぶれる哲学みたいに、今まで大人とか周りから言われて鵜呑みにしていた道徳を疑ってこそ可能なことです。その人間形成のためには、自己犠牲的なやさしさや、融通のきかない善悪の区別やらといった正しいと言い切れない道徳が最初に刷り込まれていなければなりません。やさしさや正義感がない人が生き方を考えても良い結果はでません。それと同じで、環境問題についても、まずは信じ込んで後に疑うべきものが必要だと思います。私はこのHPをきっかけに色々と調べて行きたいと思いますが、このHPを見させて頂くきっかけをつくってくれたのは、頭の固い諸々の風潮でした。森を守らなくっちゃ!って思う人々を増やすことも大切なのだから、他のHP、一方的な意見も存在価値がないわけじゃないはずです。高い見識を持つ人にはじれったいかもしれませんが、階段の一段目が情報の鵜呑み、二段目が視野を広げることと疑うこと、三段目はさらに疑うこと・・・と、段をぬかすことはできません。まちがって普及した考え方も、媒介と同じ位たいせつだと思います。
 でもさすがに、プロまでが一段目にいるのでは情けないですし、まちがった考え方によって不利益を被っている人がいるならばなんとかしなければなりません。その為にこのHPがあるのでしょうが、このHPは他のHPがあって初めて皆に意味をなすものだ、と言いたかったのです。拙い文章で無駄に長くなってごめんなさい。読んでくださって有り難うございました。
高校生でこれだけのことがかけるなんて、脱帽です。
学生   よく調べられていて驚きました。森林科学科の者として見識が広がりました。私自身が知っていたことは、林業は再生利用を前提としていること、焼き畑は本来悪でないこと、割り箸は環境破壊にならないこと、日本人の食べるエビのためにマングローブ林が消えていることなどでした。自分でももっと調べてみようと思います。 このサイトで網羅されていない情報もたくさんあると思います。というかあります。是非、いろいろ調べて見てください。
頂いた声
きこりのホームページ http://www.kikori.org